医師の勤務形態って?

風邪かな?と思ったら内科へ、足を捻挫してしまったら整形外科へ・・・と、普段から私たちは体に異変を感じたら身近な医療機関を受診します。ほとんどの場合、医師は在中しておりすぐに診てもらうことが可能ですが、実はそこの医師は”アルバイト”で来ているかもしれません。クリニックや小さな病院では医師はそこの”正職員”の場合がほとんどですが、大きな病院(紹介状を持っていくような病院)にいる医師は非常勤だったり有期雇用(働く年数が決まっている)状態であったり様々です。

アルバイトに行くってことは給料が低い?

医師の雇用状態が”正職員”ではないから給料が低いというとそのようなことはありません。むしろ”アルバイト”に行ってる方が多くの給与を得ている場合がほとんどです。”アルバイト”といっても他の病院で診察を行い治療をすることに変わりはありません。むしろ過疎地域などでは医師が集まらずに診療自体が困難な病院も多くあり、このような”アルバイト”を行う医師のおかげで成り立っていることもあります。給与も一回当たりが多く支給され、過疎地域ではかなり高額に設定してあるケースもあります。また、救急医療などの高度な技術を求められる場合や麻酔医師などは”アルバイト”だけでもかなりの収入を得ることが可能です。さらに、研修医期間中(医学部卒業から2年間)は給与が低いため技術取得や研修も含めて他の病院に積極的に”アルバイト”へ行くこともあります。

雇用形態が違うだけで、診察や治療の質は変わらない

しかし、患者さんの中には「バイトの医師は手を抜くのではないだろうか?」といった心配をする方もいます。しかし、医師は高難度の国家試験を合格し”病気を治療する専門家”という誇りを持って治療を行っています。雇用形態が”非常勤”であったり”アルバイト”だからといって手を抜くことは考えにくく、患者様のことを考えて治療に取り組んでいます。また、”拠点となる病院以外で治療を行う場合”は他院の高度な施設を利用するために出張していることも考えられます。雇用形態等は気にせずに治療を受けて、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

医師のバイトの需要が高まってきているのは、医師が年々不足してきてしまっているのを補っていくためなのです。